大和ミュージアム

潜水艦の次は、1/10スケールの戦艦大和の模型が展示されている大和ミュージアムを見学です。
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呉市海事歴史科学館という正式名称を持つ大和ミュージアムの前には、戦艦「陸奥」の主砲身や錨などが展示されています。
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大和ミュージアム 正面


受付で入場料の500円を払い、右側の順路を進むと、いきなり1/10スケールの戦艦大和がお出ましです。
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1/10というスケールながら、フロア一杯の大きさです。かなりの大きさなので、実物はこの10倍の大きさと言われても、にわかに想像できなくなりました。

呉市海事歴史科学館には、戦艦大和の模型が置かれた大和ひろば以外にA~Dの4つの展示室があります。
展示室Aは、呉市海事歴史科学館の名前の通り、呉の歴史や呉で作られた戦艦大和に関する展示室です。写真撮影はできませんが、一番充実しているコーナーで、ここだけでも入場料500円の価値はあるかもしれない。

展示室Bは大型資料展示室で、零式艦上戦闘機や人間魚雷「回天」などの実物資料が展示されています。
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零式艦上戦闘機(ゼロ戦)
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特殊潜航艇「海龍」(後期量産型)


戦艦大和の模型を眺めながら、エスカレータで上の階へ上がっていくと、「船をつくる技術」がテーマの展示室Cに到着します。ここでは、小さい子供たちが船が浮く仕組みや船の構造を学んだり、操船のシミュレーションが行えるなど、体験学習のコーナーになっています。

最後の展示室Dは「未来へ」をキーワードに、更なる海洋開発や海洋船から宇宙船へと進化させてきた科学技術などがテーマのコーナーです。
テーマ本来の展示物は少なめですが、宇宙戦艦ヤマトのアナライザーが出迎えてくれます。大和ミュージアムということでヤマトつながりなのでしょうが、ちょっと強引です。
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宇宙戦艦ヤマトのアナライザーがお出迎え
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てつのくじら館

てつのくじら館の愛称を持ち、2007年4月に一般公開された海上自衛隊呉史料館へやってきました。実物の潜水艦の屋外展示が大迫力です
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大きな潜水艦が街中に平然とあるのを見ると、なんとも不思議な感じになります。てつのくじら館という愛称から巨大な潜水艦に目を奪われますが、実は潜水艦の横の建物が、てつのくじら館こと海上自衛隊呉史料館です。建物の入口は潜水艦の真下を潜り抜けた所にあるので、潜水艦を下から眺めながらの入場です。
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巨大な潜水艦が目立ちます

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てつのくじら館は左の3階建ての建物
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潜水艦の真下を通って入口へ
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海上自衛隊の広報施設なので入場無料です


1階では年表を中心に、明治以降の呉と海軍、そして海上自衛隊の歴史などが学べます。
2階では現在の海上自衛隊が大きな役割を果たしている掃海作業に関する技術や進歩の歴史、機雷の種類と技術などを紹介する展示が行われています。第二次世界大戦末期、米国のB29が日本近海の通航量の多い海峡や湾岸に約1万個の機雷を投下したため、戦後復興には機雷除去の掃海作業が必須であり、それを端とする日本の掃海作業の経験、掃海技術の進歩が、現在ではペルシャ湾での掃海活動「湾岸の夜明け作戦」という国際貢献につながっていることなどを初めて知りました。
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ペルシャ湾で掃討したLUGM-145機雷
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水面に浮上した機雷を銃撃で処分する20ミリ機関砲


3階では潜水艦の構造や機能、艦内での生活や什器の紹介、潜水艦の変遷など、興味深い展示がされています。
そして展示を見終わったあとは、いよいよ屋外展示の潜水艦見学です。
この潜水艦は1986年から2004年まで実際に海上自衛隊で就役していたゆうしお型潜水艦の「あきしお」です。全長76.2m、幅9.9m、深さ10.2m、基準排水量2250tという大きさは、間近で見ると巨大さをひしひしと感じます。
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潜水艦の横っ腹をくり抜いて、3階からの入口が作られています。中に入ると潜水艦の巨大さに比べて、あまりに内部が狭いのに驚きます。特にベットなどは寝返りすらできないのでは?と思うほどです。そんな狭い士官寝室や艦長室などが見学できます。また写真撮影は禁止ですが、操舵室なども見学でき、本物の潜望鏡を覗かせてもらえるという貴重な体験ができます。
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3階の潜水艦「あきしお」への入口

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仕官公室
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艦長室

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士官寝室
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海色の歴史回廊 呉

広島駅から快速・安芸路ライナーで約30分、呉駅にやってきました。駅前には大きなスクリューが展示されています。
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戦国時代に瀬戸内海を掌握していた村上水軍の拠点でもあった呉は、明治維新後の近代は帝国海軍、戦後は海上自衛隊の拠点として栄えた都市です。また第二次世界大戦中は、呉海軍工廠で「戦艦大和」などが建造され、現在に通じる造船技術、特殊鋼応用技術の発展の地でもあります。
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広電で宮島口から広島駅前へ

また山陽本線に乗るのも芸がないので、広電の愛称で地元の人に親しまれている路面電車に乗って、広島駅に向かいます。
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一瞬見える海岸線や原爆ドームなどの景色を楽しみながら、ガタゴトと揺られること約一時間、ようやく広島駅に到着しました。
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また広島駅からはJRに乗り換えます。
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あなごめし うえの

宮島・厳島神社に行く訳ではないのに宮島口駅で下車したのは、100年以上の歴史を持つ老舗名店「あなごめし うえの」に寄るためです。
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上の写真には人が写っていませんが、人気店のお昼時ということで実際は数多くの人が店頭で順番待ちをしている中での奇蹟の一枚(ちょっとおおげざ)です。

本当なら、お店であつあつ、やわらかな「あなごめし」をいただこうと思ったのですが、店員さんから1時間以上も順番待ちがある(さすが人気店!)とのことだったので、すぐに入手できる駅弁に変更です。
すこし冷めた方があなごと味めしがなじんで美味しくなる駅弁の「あなごめし」なら、心おきなく、次の目的地に向けて移動ができます。
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新山口駅から東へ

今日は、数年前は小郡駅と呼ばれていた新山口駅から出発です。
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新山口駅は、SLやまぐち号の出発駅でもあり、山口県の東の玄関といった感じの駅なので、駅弁も豊富です。ということで、当然、朝ごはんは駅弁。
テレビ山口のローカル番組「週末ちぐまや家族」の企画から生まれた、カロリー控え目、ヘルシーな野菜駅弁の「ちぐまや弁当」を食べながら出発します。
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ちぐまや弁当


山陽本線を東に向かい、徳山駅、岩国駅を越え、ちょうどお昼に到着したのが、日本三景の宮島・厳島神社への入口である、宮島口駅です。ここで下車します。
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宮島口駅